美少女系のゲームで病弱属性という属性があって、「病弱萌え〜」という人たちがいる。か弱いところが(彼らの理想とする)女の子らしくて、守ってあげたくなるのだそうだ。
しかし私に言わせれば、現実世界では、病み上がりの女の子は全く可愛くない。
体力が低下しているので肌が荒れていて、お化粧の乗りがよくないし、そもそもお化粧する気力や体力すらない。場合によっては鏡すら見ない。
だから、たとえ美少女であれ、インフルエンザで高熱が出て、病院に入院し、「もうだいぶ熱が下がった」と言うのでお見舞いに行くと、たいてい鼻毛がバカボンのパパよろしく、鼻の穴からこんにちは!しているのだ。
では何故病み上がりには鼻毛がこんにちは!するのか?
まず、鼻毛というのは鼻のなかで曲がっているのだ。
自然状態では曲がって格納されている。
鼻の中を洗ったりすることはないので、伸びたいように伸び、自然状態ではカールしているのだ。ところが、これがまっすぐになる瞬間がある。それが鼻水である。鼻水が出て鼻をかむと、カールしていた鼻毛が整髪料をつけたかのようにストレートになる。
鼻毛は鼻から出ていれば当然切るか抜くかするので、普通、カールした状態において鼻の穴からギリギリ出ない程度の鼻毛が一定数存在しているわけだ。それらがカールしている状態からストレートになったなら、当然鼻の穴からこんにちは!するだろう。
鼻毛「ぼく鼻毛ちゃん!こんにちはこんにちは!!」
である。
結論 : 全国の美少女たちよ!病み上がりの鼻毛には気をつけろ!
※ 自分のギャグの解説を自分で書くのも少し気が引けるが、8年前にmixiで“はまちちゃん事件”というのがあってだな、上の文は、その投稿文である「ぼくはまちちゃん! こんにちはこんにちは!!」( http://ascii.jp/elem/000/000/063/63560/ )に掛けてあるのだが…。あの事案から8年も経つんだな。