問題は解決すればいいというものではない

あなたは問題解決能力に優れている。あなたは世間では頭がいい人のように思われるし、そして実際、頭がいいだろう。しかし、相手が求めてもいないのに勝手に問題を解決しようとしてはならない。次の会話について考えてみよう。

16:名無しさん@涙目です。(アラバマ州):2011/11/16(水) 19:38:37.53 ID:ob00I5fB0 [1/3]

女『車のエンジンがかからないの…』
男『あらら?バッテリーかな?ライトは点く?』
女『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。』
男『トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?』
女『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』
男『それは困ったね。どう?ライトは点く?』
女『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。』
男『…ライトは点く?点かない?』
女『○時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』
男『そうだね。で、ライトはどうかな?点くかな?』
女『え?ごめんよく聞こえなかった』
男『あ、えーと、、ライトは点くかな?』
女『何で?』
男『あ、えーと、エンジン掛からないんだよね?バッテリーがあがってるかも知れないから』
女『何の?』
男『え?』
女『ん?』
男『車のバッテリーがあがってるかどうか知りたいから、ライト点けてみてくれないかな?』
女『別にいいけど。でもバッテリーあがってたらライト点かないよね?』
男『いや、だから。それを知りたいからライト点けてみて欲しいんだけど。』
女『もしかしてちょっと怒ってる?』
男『いや別に怒ってはないけど?』
女『怒ってるじゃん。何で怒ってるの?』
男『だから怒ってないです』
女『何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど?』
男『大丈夫だから。怒ってないから。大丈夫、大丈夫だから』
女『何が大丈夫なの?』
男『バッテリーの話だったよね?』
女『車でしょ?』
男『ああそう車の話だった』

 

もしあなたが、上の会話中に出てくる女の発言にイラっときたら、要注意である。

この会話で女は一度も男に助けてくれとは言っていない。男は勝手に問題を解決する方法を考え、それに基づいて女に指図をしている。私に言わせれば、この男の行動は大変身勝手である。助けを求めていない人間に手を差し伸べてはならない。

この男には、まず相手にどうして欲しいのかを聞くプロセスが欠落している。さらに言えば、この女が望んでいるのは、この男に車で迎えに来てもらって、◯時の約束に間に合わせたいわけである。この男はそれを察する能力がない上に、迎えに行く器量もない。そして、相手が望んでもない方法を提案しているわけである。だから会話が噛み合わない。

「どうして欲しい?」
「迎えに来て欲しい?」
「ごめん。いま行けない。」

何故こんな簡単な言葉がこの男には言えないのか。

確かにこの男の問題解決能力は優れているかも知れない。しかし、会話のプロトコルを守っていないのである。これは、知能の高い人間がよく犯しがちなミスであり、「知能指数が20以上離れていると会話が成立しない」とよく言われるが、このケースのように片方が相手の意志を無視して一方的に自分の領域での問題解決をしようとして会話が成り立たなくなるケースもよくあるのだ。

例えば、あなた(男)がメンヘラ女と付き合っているとする。あなたは大変高学歴で問題解決能力に優れているとする。メンヘラ女は理不尽な理由であなたのことを罵倒しはじめる。あなたはそのときに女の悩みを解決するためにひたすら思考し始め、問題解決方法を提案し続ける。最終的に女の悩みは解決するかも知れないが、あなたは知らず知らずのうちに大変傷ついてしまう。心に深いダメージを残すわけである。

これは、強盗が刃物を持って目の前にいるのに、「何故、あなたはお金にお困りなのですか?」などと言っているようなもので、そういう会話の仕方は正しくないし、ストレスが大変溜まるわけである。もちろん、強盗はそんなことを聞いて欲しいわけではなく、金がいますぐ欲しいのである。

そこで、今回は頭が大変よろしいあなたに私が正しい会話の方法を伝授しようと言うわけである。(前置き長すぎ!)

まず、相手が自分の話を聞く気があるのか。自分に問題解決をして欲しいという意志があるのかを確認することが大切である。これは、上の事例から十分わかってもらえたと思う。

そして、相手が自分の話を聞く気がないとわかったら、すかさずこう言おう。

「なんやワレぇ、やんのかコラァ!」

さあ、繰り返して。

「なんやワレぇ、やんのかコラァ!」

よく出来ました。

※ そのあとどういう事態に発展してもこのブログでは一切責任を負いませんのであしからずご了承ください。


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