スタイリストをしている友人が、可愛い顔の彼女をゲットする方法を伝授してくれた。
友人「可愛い顔の彼女が欲しいなーと思ったときに、可愛い顔をしている女の子を探そうとするでしょ?」
やね「普通そうちゃうの?」
友人「女の子はみーんな可愛いんですよ。お化粧さえすれば。」
やね「どういうこと?」
友人「まず、お化粧するときに眉毛を描くなら、眉毛を完全に剃るわけですよ。つまり、眉毛は可愛いか可愛くないかとは何ら関係がないんです。だって、完全に剃ってますから。」
やね「ああ、なるほど。」
友人「次に、まつ毛とか長いと可愛く見えますよね。」
やね「うん。」
友人「これも、つけまつ毛をつけるので、何ら関係がないです。」
やね「ああ、そうなんね。」
友人「それから、二重だと可愛く見えますが、これもアイプチをするので、誰でも二重になります。」
やね「鼻と口は?」
友人「口はリップを塗るので、元の唇がどういう形状かはあまり意味がないです。つまり、口はついていればいい。」
やね「誰でもついとるわ!」
友人「でしょう?あとは鼻ですが、鼻は柔らかいので洗濯バサミみたいなクリップで固定しておくだけである程度、形を整えることが出来ます。」
やね「じゃあ、逆に何が可愛いか可愛くないかを決めるの?」
友人「まず、骨格です。顎が出てるだとか、頬が出てるだとか。そういうのは、整形手術をしないとどうにもならないです。あとは、目や口のパーツが標準的な位置から大きく離れている場合。これも、化粧でどうにかなる範疇ではありません。」
やね「素材が大事やと言うこと?」
友人「しかし、目や口のパーツが標準的な位置から大きく離れている場合なんてのは、ほとんどありません。結局、整形して可愛くならないパターンなんてほとんど存在しないのです。」
やね「太ってても?」
友人「それは痩せれば問題ないです。」
やね「じゃあ、可愛い顔の条件とは何なの?」
友人「極論すれば目が2つあることです。」
やね「誰でもあるわ!そもそも目が一つってなんやねん。一つ目小僧か?唐傘お化けか?よくRPGに出てくるビホルダーか?なんでビホルダーを彼女にせなあかんねん!」
友人「誰でも可愛くなれるということです。彼女を見た目で選ぶのではなく、選んだ彼女を可愛くすればいいのです。」
やね「なんか、ええこと言うたな?そんなええこと言われたらこれ以上、反論でけへんわ…。」